ア.インドネシア語を学ぶために ---BIPAについて---
BIPAとは、「Bahasa Indonesia untuk Penutur Asing」の略で、大学が提供する外国人向けにインドネシア語を教えるプログラムです。インドネシア語を学ぶ場合、多くの外国人は、このBIPAを受講します。
このBIPAは、例えば次のようなケースの様々な留学生がいるプログラムです。
・各国の大学生が交換留学としてインドネシア語を学ぶケース、
・政府奨学金による留学生がインドネシア語を学ぶケース、
・企業や政府機関の研修でインドネシア語を学ぶケース
・個人留学でインドネシア語を学ぶケース
そのため、教室のクラスメイトは様々な国の人がおり、交流を深めながら共にインドネシア語を学ぶことができます。良い大学になれば、そこで学習する学生の質も高まり、かけがえのない交友関係を築くこともできます。
授業は、主に「インドネシア語」で行われ、初級クラスでは、場合よって「英語」を交えて行われます。また、入学時に、多くの大学で初級から上級まで生徒の実力に合わせてクラス分けが行われます。
授業のカリキュラムや、クラスの詳細な設定(クラス数や1クラスあたりの人数など)は、大学によって異なります。
各大学のWebサイトは以下の通りです。
・インドネシア大学 http://www.ui.ac.id/
・パジャジャラン大学 http://www.unpad.ac.id/
・インドネシア教育大学 http://www.upi.edu/
・ガジャマダ大学 https://www.ugm.ac.id/
・ウダヤナ大学 https://www.unud.ac.id/
上記の大学の中から、どの大学にするのかは、あらかじめ提携先(留学先)が決まっている場合を除き、ご自身での選択次第ですが、授業の内容の他にも、次のような選択のポイントがあげられます。
【大学選択のポイント】
上記の大学の中から、どの大学にするのかは、あらかじめ提携先(留学先)が決まっている場合を除き、ご自身での選択次第ですが、授業の内容の他にも、次のような選択のポイントがあげられます。
【大学選択のポイント】
・空き時間を過ごす街の環境
授業は、朝から夕方まで一日中行わないことが殆どであるため、授業時間以外の空き時間は、休日も含め多くなります。その時間を過ごす街の環境は、良くも悪くも留学生活に大きく作用します。
・インドネシア語を使う環境
現在、インドネシア語を学びにくる人は、中国、韓国、日本といった東アジアの国に加え、欧米、東南アジア各国、中央アジア、オーストラリア、アフリカなど多くの国の出身者がいます。これらのクラスメイトとのクラスでの会話、先生や大学職員との会話、現地の学生やお店の人の会話、その他に留学先の日本語学科の大学生など、授業で学ぶインドネシア語を使い会話をする機会が多ければ、上達の近道になります。
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