ア.インドネシアの状況
世界の地域で広く使われている言語は、英語、スペイン語、中国語(北京語)などがありますが、インドネシア語を学ぶ大きな理由としては、近年、インドネシアという国自体が大きな成長を遂げていることがあげられます。
※この文章に記載データの引用元は、当投稿末にまとめて記載をしています。
2015年のデータ(※1)ですが、インドネシアは世界第4位の人口(約2億6千万人)であり、マーケットが非常に大きいことに加え、2014年データの1人あたりの名目GDPは3,500USドル(※2)となり、自動車や消費財の購入が大きく伸びるといわれる1つの指標を超えています。
世界の地域で広く使われている言語は、英語、スペイン語、中国語(北京語)などがありますが、インドネシア語を学ぶ大きな理由としては、近年、インドネシアという国自体が大きな成長を遂げていることがあげられます。
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2015年のデータ(※1)ですが、インドネシアは世界第4位の人口(約2億6千万人)であり、マーケットが非常に大きいことに加え、2014年データの1人あたりの名目GDPは3,500USドル(※2)となり、自動車や消費財の購入が大きく伸びるといわれる1つの指標を超えています。
図1.世界の人口上位5ヶ国(2015)
また、東南アジア諸国連合(ASEAN)に占める人口(※1)および名目GDP(※2)の割合もインドネシアが約40%を占めています。このため、日系企業の進出も相次いでおり、日本との経済的な結びつきも強くなっています。
図2.ASEANの各国人口比(2015)
図3.ASEANの各国の名目GDP比(2014)
インドネシアには、13,000以上の島(※3)があり、バリ島をはじめとする観光資源も多くあります。日本を訪れるインドネシア人も2015年には、年間20万人(※4)を超え、多くのインドネシアの方が日本を訪れています。
インドネシアは、親日の国としても知られ、2012年の調査(※5)では、日本語学習者数は87万人と世界第2位(第1位は中国)、東南アジアでは第1位です。大学のような高等教育のみならず、中等教育における日本語学習者数が非常に多い国です。
図4.日本語学習者比(2012)
民族が300種族もある(※6)多民族国家でもあるインドネシアですが、その公用語はインドネシア語です。インドネシア語を習得することで、インドネシアの人々と直接のやりとりが可能となります。若い労働力が豊富(※7)で、市場拡大しているビジネス面に限らず、観光、文化交流などにおける分野でのつながりも広がってきている中で、インドネシア語の重要性もとても増してきています。
データ引用元
※1 UNFPA(国連人口基金東京事務所) 世界人口白書2015より
http://www.unfpa.or.jp/
※2 JETRO(日本貿易振興機構) 基礎的経済指標のデータ2014より
https://www.jetro.go.jp/world/asia/idn/stat_01.html
※3 日本経済新聞(2013/11/12付)の記事より
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1200C_S3A111C1EB1000/
※4 日本政府観光局(JNTO) 2015年1月-12月外客数データより
http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/160119_monthly.pdf
※5 国際交流基金 2012年度日本語教育機関調査の結果概要抜粋(日本語)より
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/dl/survey_2012/2012_s_excerpt_j.pdf
※6 外務省 インドネシア共和国基礎データより
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/data.html
※7 総務省統計局2010年データより
http://www.stat.go.jp/info/meetings/develop/pdf/ind_pyra.pdf
イ.バンドゥンの状況
インドネシアにある都市バンドゥン(バンドン)について説明します。
バンドゥンとは・・・
インドネシア語留学の留学先としても有名なパジャジャラン大学(UNPAD)や、インドネシア教育大学(UPI)があるバンドゥンは、名門バンドゥン工科大学(バンドン工科大学、ITB)を始め、20以上の大学が集まる学生が多い街です。中高生から大学生、社会人まで日本語学習者も沢山おり、街では日本のポップカルチャーを題材にした日本に関する祭りも、毎週のように行われています。
スターバックスや吉野家などが入っているショッピングモールも多数あり、大学の周りには、ゆっくりくつろげるカフェや食事ができるお店も沢山あります。
バンドゥンのある西ジャワ州の人口はインドネシアで最も人口の多い州(約4,600万人)です。バンドゥン市はその西ジャワ州の州都で、人口が約250万人でインドネシア第3位の人口を占めます。バンドゥンと一言でいっても、「バンドゥン市」の他に、隣の「チマヒ市」、「バンドゥン県」、「西バンドゥン県」という行政地区を一括りにしてバンドゥンと言うケースがほとんどで、その場合、その経済圏は、約800万人規模です。
ジャカルタはとても大きな都市ですが、バンドゥンも市の周辺も含めた経済圏で見ると、その規模はとても大きいことがわかります。
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